遊びながら学ぶゲームとは?小学生向け無料アプリ&知育カードゲームおすすめ19選

お子さまが勉強せずに、ゲームばかりしている、というお悩みを持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
「ゲームをすることが勉強につながったらな…」と思っている保護者の方に、今回は、楽しく遊びながら学習効果もある無料アプリ&知育ゲームを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
正しく選べば、学習効果も?!遊びながら学ぶゲームとは?
知育効果や学習効果のあるアプリやゲームは、正しく選べば、楽しく遊ぶことで無理なく知識を得られたり、発想力が鍛えられたりします。
ここでは、そのような効果のある無料アプリやゲームの特徴や仕組みを解説していきます。遊びながら学べるシステムとはどのようなものなのか見ていきましょう。
「遊び」と「学び」が両立する理由
アプリやゲームで遊びながら学べる理由として、「ゲーミフィケーション」という手法があります。
ゲーミフィケーションとは、ゲームの要素を教育やビジネスに取り入れる手法。
学習や勉強にゲーミフィケーションを導入すると、お子さまがゲーム感覚で楽しく勉強に取り組めるようになります。
そのため、遊びながら学べるゲームを使用することは、「遊び」と「学び」の両立を可能にすると言えるでしょう。
小学生が夢中になれるテーマ
知育ゲームとして公開されているアプリやゲームには、算数や国語、英語、プログラミングなど、学習にまつわるものが多く揃っています。
たとえば、実際に漢字を書きこめるアプリ、制限時間内に計算を解くアプリ、ロールプレイングのように物語を進めながら英語を学べるアプリなど、いずれも小学生が興味を持って、夢中になって取り組める工夫が凝らされています。
お子さまの学習意欲を高められ、楽しみながら学べるでしょう。
「遊びながら学ぶ」仕組み
ゲーム感覚で楽しく遊びながら学べるため、集中力・思考力・記憶力アップなどの効果が上がりやすい点が、学習アプリやカードゲームの魅力です。
「モンスターゲット」「アイテム獲得」といったゲーム要素を感じながら学ぶことは、無理のないお子様の集中力や思考力向上につながります。
「勉強しなきゃ」という義務感ではなく、自分の意思で取り組み、頭を使って前向きな気持ちで挑戦できるでしょう。
また、ゲームだと美しいグラフィックや楽しい音楽が使われているので、お子さまの記憶に残りやすいという利点も挙げられます。
遊びながら学ぶゲームを選ぶメリット
では、遊びながら学ぶゲームを導入するメリットを解説していきましょう。
勉強への苦手意識を減らす
ゲーム感覚で学びに取り組んでいるうちに、勉強へのお子さまの苦手意識を減らせるというメリットがあります。
勉強にゲーム要素が加わることで、お子さまは「おもしろい」「楽しい」からやりたいいう思いが強くなり、自分の意思で取り組めるようになります。楽しく学んでいるうちに学力が上がり、知らないうちに苦手意識がなくなっているかもしれません。
さらにモチベーションを高く持って、勉強に臨めるようになるでしょう。
無料アプリやオンラインで手軽に始められる
学習アプリやオンラインゲームは、無料のものも多くダウンロードできます。
お金をかけず気軽にスタートしやすい点がメリットと言えるでしょう。
スマートフォンやタブレットがあれば、すぐにその場で始められます。
また、無料であれば、さまざまなアプリを試すことも可能です。
語彙力・英語力・算数・プログラミング的思考を得られるプログラムも多くあるので、口コミなどをしっかり調べたうえで、子どもの学年や学習レベルに合ったものを選びましょう。
家族で一緒に楽しみながら学べる
家族で一緒に楽しみながら学べる点も、メリットのひとつです。
たとえば、家族で協力し合うタイプのボードゲーム。
ボードゲームには、ゲーム独自のルールがあります。そのようなゲームでは、ルールを守ることはもちろん、順番を守ったり、家族と相談したりといった行動が必要になるため、少しずつ社会性が身につくでしょう。
「ここはどうしようか?」「どうやって進める?」など、家族と相談しながら進めていくことで、協調性も養われていきます。時には、「この場面はこうした方がいいよ」とお子さまから教えてもらう場面もあるかもしれません。
家族間でのコミュニケーションが活発化すると同時に、協力してゲームをクリアすれば、達成感も共有できます。
楽しみながら取り組んでいるうちに、おのずと学習能力もアップしていくでしょう。
【デジタル編】小学生におすすめ!無料で遊びながら学べるゲームアプリ
ここでは、小学生におすすめの無料で学べるゲームアプリをまとめました。
どのようなアプリを選べばよいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
算数:計算ゲーム・数字パズル
ハンター算数
計算力を強化するための勉強アプリです。
足し算、引き算、九九、割り算に加え、単位の計算や筆算などもすべて網羅。
計算ドリルを解いてモンスターをゲットし、高得点を取ればモンスターを育てられるなど、楽しく計算ドリルを続けられる工夫が多くなされています。
対象年齢:小学校低学年
ハンター算数 App Store
ハンター算数 Google Play
算数忍者
ゲームの舞台は忍者の世界。効率よく計算力を身につけられるアプリです。
「たし算・ひき算の巻」「九九の巻」などがあり、お子さまの学年に応じて選ぶことが可能。
正解していくとステージクリアになり、ボスがいるステージを目指せます。
ステージをクリアするとキャラクターカードを受け取れるため、楽しく続けられるでしょう。
レアカードもありますので、お子さまのモチベーションも上がりますよ。
対象年齢:6歳~
算数忍者 App Store
算数忍者 Google Play
数学の王者ジュニア
算数の質問に答えたり、パズルを解いたりして中世の世界で出世を目指すアプリです。
問題を解くたびにスターが集まり、一定数たまると王者に出世できます。
分かりやすい説明付きなので、算数が苦手なお子さまも楽しく勉強できるでしょう。
総合的な算数の力が身につきます。
対象年齢:6歳~
数学の王者ジュニア App Store
数学の王者ジュニア Google Play
小学生の算数については、以下の記事を参考にしてください。
小学生の算数の学習の狙いとは?つまづくポイントと対策を学年別にご紹介!
国語:漢字・語彙を覚えるアプリ
小学生手書き漢字ドリル1026
書き取り・読み・四字熟語・同音異義語など計2,992問を解ける本格ドリルです。
小学校で習う漢字1,026字をこれひとつでカバー。
1回5問のミニテスト形式で、登校前でも気軽に取り組めます。
漢字の正しい書き順と語彙力アップが期待できます。
対象年齢:6歳~12歳
小学生手書き漢字ドリル1026 App Store
小学生手書き漢字ドリル1026 Google Play
学研ドラゴンドリル国語
封印されたドラゴンを復活させるバトルゲーム形式のアプリです。
問題を解きながらドラゴンバトルを進めていくと、「ドラゴンずかん」を完成させることができます。
漢字の読みはもちろん、漢字の使い方や書き順、送り仮名など幅広く学べます。
毎日さまざまなミッションが用意され、繰り返し学習することで達成感が得られるので、自主的に学べるようになります。
対象年齢:6~8歳
学研ドラゴンドリル国語 App Store
学研ドラゴンドリル国語 Google Play
脳トレ!虫食い漢字クイズ
4つの熟語に共通する漢字を答える虫食い漢字のアプリです。
回答は選択肢から選ぶのではなく、自分で考えてスマホに書き込む仕様になっているため、思考力や集中力、記憶力などが鍛えられるでしょう。
ゲームをこなしていくうちに難しい漢字も書けるようになります。
対象年齢:12歳
脳トレ!虫食い漢字クイズ App Store
脳トレ!虫食い漢字クイズ Google Play
英語:英単語カード・発音練習アプリ
Duolingo ABC
英語の読み書きを、楽しく実践的に学べるアプリです。
子供向けの楽しい物語やアルファベット、フォニックス、語彙などを教えるコンパクトなレッスンで、無理なく英語の基礎知識が身につきます。
可愛いアニメーションなので、記憶定着も図れます。
対象年齢:5~6歳
Duolingo ABC App Store
Duolingo ABC Google Play
親子de英会話
親子で日常英会話を学べるアプリです。
初めて英語に触れる小学生でも、「朝起きた時」「ごはん」「乗り物」など簡単な会話から学べます。
シチュエーション別に簡単な親子の会話が20種類入っており、親子で一緒に学べるため、親子間のコミュニケーションも増えるでしょう。
対象年齢:6歳~
親子de英会話 App Store
Learn English Kids
イギリスの国際文化交流機関が開発した小学生向けの英語アプリです。
字幕入りのストーリー動画を見ながら、リーディングとリスニングを練習できます。
繰り返し練習しているうちに、正しい発音やリスニング力が身につきます。
対象年齢:5~12歳
Learn English Kids App Store
Learn English Kids Google Play
小学生の英語については、以下の記事も参考になります。
小学生からの英語を苦手にしない!|始め方・つまずき対策・家庭でできること
プログラミング
Scratch Jr.
お子さまが対話型の物語やゲームを作成できる、プログラミング入門用のアプリです。
簡単タッチ操作でブロックを組み合わせるだけで、画面のキャラクターを動かしたり、ジャンプさせたり、ダンスさせたりなどのプログラミングを行えます。
想像力や論理的思考力などのスキルが身につきます。
対象年齢:5歳~7歳
Scratch Jr. App Store
Scratch Jr.Google Play
Scratchについては、以下の記事も参考にしてください。
スクラッチとは?小学校のプログラミング教育における実態など
【子どもの作品も紹介!】プログラミング言語Scratch(スクラッチ)とは?始める手順も!
休日に親子で!Scratchでオリジナルゲームをつくってみよう!
プログラミングゼミ
ブロックをつないでキャラクターを動かして遊ぶアプリです。
自分が描いた絵でアニメを作ったり、宝集めをしたりするゲームなどで楽しくプログラミングを学べます。作った作品は共有できるため、ほかの友だちの作品を見ることも可能。
問題解決力や発想力などを習得できるでしょう。
対象年齢:6歳~
プログラミングゼミ App Store
プログラミングゼミ Google Play
【アナログ編】小学生におすすめ!遊びながら学べるボードゲーム・知育カードゲーム
遊びながら学べるボードゲームやカードゲームをまとめました。
家族で遊べるものが多いので、家族間の会話も増えますよ。
算数系
京大東田式 頭がよくなる算数ゲーム
相手が持っている数字を当てる推理ゲームです。
数字カードは「1」~「4」が各4枚の合計16枚なので、1~4までの足し算ができればゲームを楽しめます。
相手の数字を推理することで、分析力や洞察力・情報整理力、論理的思考力の向上が期待できます。
対象年齢:6歳~
京大・東田式 頭がよくなる算数ゲーム
ウボンゴ
パズルの早解きでスピードを競うパズル系ボードゲームです。
ボードの枠内に、3枚のピースをはめることができたら完成。
早くパズルを完成させた人ほど高得点のボーナスがもらえるルールです。
9ラウンドで、いちばん多く点数を稼いだ人が勝ちとなります。
時間制限があるので、集中力や思考力などを習得できます。
対象年齢:8歳~
GP ウボンゴ
言語系
ナンジャモンジャ
カードに描かれた12種類の個性的なキャラクター(ナンジャモンジャ)に名前をつけ、その名前を覚えながら順番に当てていくというゲームです。
覚えにくそうな名前やおかしい名前をつけるなど、戦略的思考力が求められるゲームでもあります。
記憶力はもちろん、創造力や集中力なども磨けるでしょう。
対象年齢:4歳~
ナンジャモンジャ・ミドリ
もじぴったん
持っているカードと場に出ているカードに書かれている言葉をそれぞれ合わせて言葉を作り、より早く手持ちのカードをなくした人が勝利する、言葉遊びのカードゲームです。
できるだけ長い言葉を作ることがポイント。
お子さまの考える力や集中力、語彙力などを育みます。
対象年齢:3歳~
もじぴったん
論理系
アルゴ
有名進学塾でも使われているカードゲームです。
基本ルールどおりに並べられた相手カードの数字を当てていきます。
推理し、相手より先にすべてのカードの数字を当てたら勝ちです。
集中力や分析力のほか、さまざまなパターンを考えながらプレイするため、論理的思考力が向上します。
対象年齢:6歳~
頭のよくなるゲーム アルゴ ベーシック Q750647
どうぶつしょうぎ
3×4の12マスの盤と駒8枚のシンプルな将棋。
駒は「ひよこ」「きりん」「ぞう」「ライオン」の4種類。
駒には動かせる方向に「赤い丸印」がついており、ルールが分かりやすい点もポイントです。
イラストもかわいく、お子さまも楽しみながら、考える習慣や論理的思考力が身につきます。
対象年齢:4歳~
新装版どうぶつしょうぎ
協力系
果樹園ゲーム
「カラス対プレイヤー全員」という構図で、協力してカラスから実を守り、収穫するボードゲームです。
ルールも簡単で、サイコロで出た色の木の実を収穫していきます。
果物をすべて収穫したら勝ちになります。
全員協力型のゲームなので、仲間意識や協調性が自然と育っていきます。
対象年齢:3歳~
Erster Obstgarten
レキシオ
大富豪とポーカーの特徴を併せ持ったシンプルなゲームです。
配られた牌でポーカーのように役をそろえながら、大富豪と同じように牌を捨てていきます。
どの牌をどのようなタイミングで捨てるか、今はパスすべきかなどさまざまなことを考えてプレイする必要があります。
判断力や戦略力、集中力などが身につくでしょう。
対象年齢:8歳~
レキシオネオ
遊びながら学ぶゲームを効果的に活用するコツ
いくら知育や教育に役立つゲームだと言ってもやり過ぎは禁物。ここからは、親子で上手に利用できるコツをご紹介します。
学年や発達段階に合ったゲームを選ぶ
まずは、お子さまの学年や発達段階に合ったゲームを選ぶことが重要です。
アプリやゲームはそれぞれ対象年齢が設定されていますので、
その年齢を参考にするのもよいでしょう。
しかし、いちばん大切なことは、お子さまに応じて難易度を選ぶこと。お子さまに合っていないと、問題が難しかったり機能をうまく使えなかったり、学習効果を感じにくくなるリスクがあります。
無料アプリは課金・広告をチェックしておく
無料アプリは、無料でずっと使えるのか、課金しないと使えなくなるのかをチェックしておくこともポイントです。
急に使えなくなると、お子さまが一気にやる気を失ってしまうケースも。
広告も出てくる回数が多いと集中力が切れやすくなってしまったり、有害な広告に飛んでしまうリスクがあったりするため、アプリが使いやすければ課金して広告を非表示にすることも検討してみましょう。
使った人のレビューをよく確認して、課金や広告について調べておくのがおすすめです。
遊ぶ時間を親子でルール化する
遊ぶ時間についても、親子できちんと決めておきましょう。
「宿題が終わってから」「夕飯の前に15分だけ」などと決めておかないと、ゲームに夢中になるあまり、気づいたら長時間経っていたということにもなりかねません。
自動的にアラームを鳴らしてくれる機能が搭載されているアプリもあるので有効に活用しましょう。
ほかの遊びや学習とバランスを取りながら導入することが大切です。
ゲームをやりすぎないためのルールの決め方については、以下の記事を参考にしてください。
小学生のゲームのプレイ時間は?やりすぎないためのルールの決め方も紹介!
「できたこと」を親子で振り返ると学習効果が高まる
アプリやゲームで「できたこと」を親子で振り返る時間を設けるとよいでしょう。
親子で振り返ると、できたことの復習となり、記憶の定着にもつながります。さらに、お子さまのモチベーションもアップし、次もがんばろうという気持ちになれるでしょう。親子のコミュニケーションも深まりますよ。
【まとめ】遊びながら学ぶゲームで楽しく学習習慣をつけよう
無料アプリとカードゲームをバランスよく活用
アプリばかり、カードゲームばかりを活用していても、身につく知識や能力が偏ってしまいます。
たとえば、アプリはひとりでプレイするものも多いですが、カードゲームは協力して遊ぶものもあるため、協調性アップを図りたいのであればカードゲームも活用するのがよいでしょう。
バランスよく活用するのがポイントです。
家庭学習の「遊び=学び」に変える工夫が大切
気が進まない学習や勉強に関しても、学びを遊びに変える工夫をすることで、お子さまが自分の意思で取り組むようになる可能性があります。
学習アプリや知育ゲームは、お子さまの学ぶ意欲を刺激し、学習へのモチベーションも高めてくれます。
今日から親子で試せるおすすめゲームを取り入れてみよう
無料アプリやゲームは、思考力や想像力、集中力などお子さまのさまざまな能力を育んでくれます。
無料アプリはスマホやタブレットがあればすぐに始められますので、親子で取り入れて、今日からさっそく始めてみましょう!
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詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
小学生向けオンライン体験サービス「みらいいパーク」!
お子さまのやる気を伸ばす方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
コーチングは子どもにも効果的!コーチングのプロに聞いた「やる気を伸ばす方法」とは?
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